イタリアのマルゲリータ王妃のクッキーは、花形でホロホロした食感が特徴!/グレーテルのかまど

2021年9月20日の「グレーテルのかまど」は、「マルゲリータ王妃の花のクッキー」。

マルゲリータ王妃は、1878年1月9日 – 1900年7月29日に在位していたイタリア王国の王妃です。

マルゲリータ王妃は、芸術文化の支援や慈善活動に熱意を注いだことで知られ、没後100年ちかく経った今もなお、イタリアで愛され続けています。
食生活においても、庶民の食事であったピザを食べていたと伝えられ、日本でもメジャーな「マルゲリータ・ピッツァ」は、マルゲリータ王妃の名前を頂いたピッツァ。
王妃のために、イタリアの国旗を示す赤、白、緑をモチーフにした具材を使って作られたことに由来すると言われています。

日本にピザの日が、あることを知っていますか?
11月20日なんです。
マルゲリータ王妃の誕生日にちなんでいるのです。

日本でも、その名前が知られているマルゲリータ王妃にささげられた「花のクッキー」とはどんなスイーツなのでしょうか?



マルゲリータ王妃の花のクッキーの発祥は?/グレーテルのかまど


マルゲリータ王妃に捧げられたクッキーは、”マルゲリティーネ・ディ・ストレーザ(Margheritine di stresa)”と言われています。

このクッキーは、北イタリアのピエモンテのマッジョーレ湖畔のストレーザの街のカフェで生まれました。カフェの店主が、マルゲリータ王妃の聖体拝領を記念して考案したと言われています。このクッキーは、上にかけた粉糖が可憐で、ほんのりとバニラが香り、軽くてホロホロとした食感が特徴です。
これは、ゆで卵の黄身を練り込んで焼くところにあるんです!
このクッキーの花形は、何の花を現しているのでしょう?
ちなみに、イタリアの国花はデージー。イタリア語では「マルゲリータ(Margherita)」と言います。
庶民から愛された王妃マルゲリータと同じ名前の花だということから、国花になったとも言われています。
「花のクッキー」は、その形や見かけ、味わいにいたるまで、マルゲリータ王妃を讃えて作られたスイーツなのですね。



まとめ

可憐な「花のクッキー」に込められた想い、マルゲリータ王妃がどんな人だったのかにとても興味が沸きます。
スイーツの発祥を知ることにわくわくします。



コメント

タイトルとURLをコピーしました