2020年12月7日の「グレーテルのかまど」は、「ドイツ黒い森のさくらんぼケーキ」。
ドイツの“黒い森”と言えば、南ドイツの山岳地帯のシュヴァルツヴァルト(Schwarzwald)。
この森は、ドイツ南部フランスとの国境地帯の南北で約160キロに広がる、モミやトウヒなどの針葉樹が茂る森林地帯です。
ドイツトウヒの木が、密集して生い茂り、暗く(黒く)見えることが、森の名前の由来と言われています。
「黒い森のさくらんぼケーキ」は、ドイツ語で、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)」といわれています。
どんなスイーツなのでしょうか?
- シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)は、削りチョコがかかった”黒”とクリームをまとった”白”もある?どんなケーキ?/グレーテルのかまど
- シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)の発祥、どんな風に誕生したの?/グレーテルのかまど
- 黒い森のキルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)は、どんなお酒?/グレーテルのかまど
- 黒い森のキルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)を使った、スイーツ/グレーテルのかまど
- 黒い森のさくらんぼケーキ(シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ)のレシピ!/グレーテルのかまど
- 「ドイツ黒い森のさくらんぼケーキ」を観て/グレーテルのかまど
シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)は、削りチョコがかかった”黒”とクリームをまとった”白”もある?どんなケーキ?/グレーテルのかまど
Schwarzwälder Kirschtorte =黒い森のチェリーケーキ、おいしそうでしょ?(๑′ᴗ‵๑) ケーキや黒い森地方の街フライブルクについてご紹介してます!→ http://t.co/9NSTAoZRIr pic.twitter.com/sx7HnRm1e9
— ドイツ大使館🇩🇪 (@GermanyinJapan) October 13, 2015
「黒い森のさくらんぼケーキ」は、“黒い森”をイメージした、ココア入りチョコレートスポンジに、雪に見立てた生クリームをかぶせ、木の肌や、落ち葉のように削ったチョコレートでデコレート(チョコレートコボー(注))し、上には、チェリーを飾ります。
ホールを切ってみると、チョコレートスポンジの間にもホイップクリームが挟まれて、その間にリキュールに漬けた、さくらんぼが顔を見せます。
スポンジから、さくらんぼから、ケーキ全体にキルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)を振りかけるという、美味しさまちがいなし!の甘さ控えめの大人のスイーツなのです。
(注)“チョコレートコポー”はチョコレートを薄く削って作るデコレーション(飾り)用のチョコレートの事
黒と白と赤の色の組合せは、いかにも、グリム童話に出てくる“お菓子の家”のようで、魅惑的ですよね。
ところで、「黒い森のさくらんぼケーキ」は、見た目が全く違うタイプがあることをご存知ですか?
ケーキ表面(側面も含めて)全体に、チョコレートコポーまんべんなくつけた黒いのと、ケーキ表面の上部の一部に、チョコレートコポーして、生クリームでデコレートをしている白いものとがあるんです。
どちらも、中身はほぼ同じで、デコレーションの仕方が異なるようなのですが、どちらがお好みでしょうか?
このケーキは、スポンジもクリーム部分も非常に柔らかいため、本場のシュヴァルツヴァルトでは、ケーキが、横に寝かした状態で出てくるのだそうです。
口に含むと、クリームと一緒にスポンジもとろけるような食感で、キルシュヴァッサーが香る、たまらないスイーツなのかもしれませんね。
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シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)の発祥、どんな風に誕生したの?/グレーテルのかまど
「黒い森のさくらんぼケーキ(シュヴァルツベルターキルシュトルテ)」は、ドイツの伝統的なスイーツです。
どんな風に生まれたのでしょうか?
ある説によると、このケーキは、お祝いから生まれたのだとか。
その昔、オランダからシュヴァルツヴァルトへ樅木を買いに来ていた商人が、この地方の娘と結婚した時に作られたのが、このケーキだったといわれています。
チョコレートは、オランダが当時、カカオを輸入していたことから、持ち込まれらしいのです。
このケーキは、黒い森(シュヴァルツヴァルト)特産のさくらんぼ (Kirsch) で作った、キルシュヴァッサー(サクランボの蒸留酒)を使っています。
チョコレートと、地元のさくらんぼがマリアージュした、ケーキだったというのです。
番組では、数年前、このケーキの誕生について、有力な手掛かりをつかんだと言っていました!
どんな人が作ったのでしょうか?
その菓子職人の手がかりをつかんだのは、黒い森地方で、13世紀から続く歴史ある街のチュービンゲンに住む、郷土史研究家のウドさんでした。
なんと、1930年代のカフェの厨房の写真に、「黒い森のさくらんぼケーキ」を作っているところが、写っていたのです!
「黒い森のさくらんぼケーキ」は、街のカフェのシェフ、ヒルデンブラントさんが、1930年に考案したものでした。
その2年後、後輩の職人のラメンゼーさんが、お菓子の品評会に、この「黒い森のさくらんぼケーキ」を出したところ、大評判になったといいます。
以来 ドイツ全土に広まっていきました。
郷土史研究家のウドさんは、ラメンゼーさんの息子たち、ハンス=ゲオルクさんとヴォルフガングさん兄弟を探し出しました。
お二方は、お菓子ではなく、医学の道に進んでいましたが、子どものころからよく食べていた、お父さんのレシピで「黒い森のさくらんぼケーキ」を作ってくれました!
ステキ~!!
わくわく待っていると、元祖「黒い森のさくらんぼケーキ」が登場!
それは、白い生クリームで覆われた、シンプルなケーキでした。
ケーキから、キルシュヴァッサーのすごく良い香りが立ち上ってきます。
ラメンゼーさんの息子さんたちは、こう言っていました。
「父はいつも、スポンジの両面に、キルシュヴァッサーをたっぷりかけていましたね。
削ったチョコレートは、側面にはつけなかった。
上の面にかけるだけで 全体のイメージは、純白のケーキなんですよ。
生クリームの白は雪。黒い森には雪がたくさん降りますから。
さくらんぼは、この辺りの民族衣装の帽子をイメージしたのかもしれないですね。」
この地方に、200年以上前から伝わる民族衣装は、イースターや、収穫祭など特別な日に着られていて、帽子の赤い飾りが、さくらんぼのようです。
「黒い森のさくらんぼケーキ」は、この地の菓子職人が、黒い森の自然や、伝統を詰め込んで生み出したものなのかもしれないですね。
だからこそ、ドイツの人たちに愛される、一番人気のケーキなのかもしれません。
黒い森のキルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)は、どんなお酒?/グレーテルのかまど
「黒い森のさくらんぼケーキ」のスポンジ生地に、たっぷり しみこませるのが、キルシュヴァッサー(kirschwasser)という、さくらんぼのお酒。
黒い森地方特産のさくらんぼの蒸留酒です。
アルコール度数は40度!
1台の「黒い森のさくらんぼケーキ」に、小さめのグラス4~5杯ほどのキルシュヴァッサーが振りかけられるといいます。
ケーキで酔っぱらうのでは?と思いますが、切り分けて食べるので、1ピースになるとそんなにお酒の量はないのだとか。
ん~、そんなものでしょうか?
黒い森の周辺は、ドイツで最も日照時間の長い地域なのだそうです。
700年以上も前から、さくらんぼの栽培と、その実を使った蒸留酒作りが行われてきました。
今も 1万軒以上の蒸留所で、ひと月かけて発酵させたさくらんぼに、熱を加えてじっくり蒸留して、昔から変わらない製法で造っています。
さくらんぼのお酒って、一体どんな味がするのでしょう?
蒸留技師 ヨハネス・ハルターさんはこう表現しています。
「最初に、口の中にさくらんぼのフルーティーな香りが広がって、そのあと、種から出たカカオや、ビターアーモンドの香りもしてくるんだ。とても奥深い味わいだよ。」
黒い森のキルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)を使った、スイーツ/グレーテルのかまど
白雪姫のデザート
キルシュヴァッサーで煮た、さくらんぼのコンポートに、クリームをかけて、削りチョコをトッピングしたスイーツ。
これも、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家や、白雪姫の物語が生れた、黒い森にちなんだデザートですね。
チェリーボンボン
キルシュヴァッサーに漬け込んださくらんぼに、チョコレートでつつんたもの。
口に含んで、チョコレートを崩すと、溢れ出るキルシュヴァッサー。
香りが口い~っぱいに広がって、ついもう一つに手が伸びてしまいます。
ヴィタメールの #チェリーボンボン」は見た目もサクランボみたいでカワイイ!キルシュとろける大人チョコ https://t.co/cCprRe4ega
— 0vy12 (@0vy12) June 8, 2020
キルシュベッヒャー
パフェに、キルシュヴァッサーをたっぷりかけたスイーツ。
バニラアイスの甘さが引き立ち、キルシュヴァッサーが香りが広がります。
黒い森のさくらんぼケーキ(シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ)のレシピ!/グレーテルのかまど
「黒い森のさくらんぼケーキ(シュヴァルツベルダー・キルシュトルテ)」を作ってみましょう!
スポンジにもクリームにも、キルシュヴァッサーたっぷりのレシピ! (グレーテルのかまどのレシピ)
”味わいのキメテ”は、「さくらんぼの恵みたっぷり」です。
事前準備 (24㎝の円型 1台分の分量で作ります)
・サワーチェリーの缶詰を、実と液体に分けておきます
・アプリコットジャムを裏ごしし、滑らかにして、ラズベリージャムと合わせておきます
・スポンジ生地を1.5㎝1枚、1㎝2枚にスライスします(購入しても、焼いてもOK)
・ゼラチンを水に漬けてふやかしておきます
・グラニュー糖と浮き粉を合わせておきます
・水とグラニュー糖を1:1の割合で火にかけて沸かし、冷めたらキルシュを加えて、キルシュシロップを作ります
・バターを常温にもどしておきます(クッキー生地を焼く場合)
クッキー生地を作る
このケーキは、スポンジが柔らかすぎるくらいにふわふわのため、組み上げる時に、一番下にクッキー生地を敷いて、、安定させます。
1. ボウルにバターを入れ、塩、粉砂糖を2回に分けて加えて泡立て器で混ぜ、溶きほぐした卵を少しずつ加えます
2. ステップ1に薄力粉を加えてへらで混ぜ、均一な状態にしたら、ラップに包んで、冷蔵庫で半日以上冷やし固めます
3. 麺棒でパイ生地をたたいて硬さを調節し、打ち粉を振りながら、麺棒で24㎝より少し大きめに生地をのばす。(厚さ3㎜)余分な粉をはらい、フォークで軽く空気穴をあけます
4. 170℃のオーブンに約15分入れます。15分経ったら、一度取り出し、直径24㎝の型に合わせて、円形に生地を抜いて、さらに5~10分焼きます。全体に良い焼き色がつけばOKです
スポンジ生地を作る
1. 全卵をほぐして、グラニュー糖を加えて、湯せんにかけて混ぜながら人肌(約40℃)まで温めます
2.湯せんから外して、ハンドミキサーで泡立てます
※最後にハンドミキサーを低速にして、気泡を細かく整えるようにします
※ハンドミキサーを持ち上げ、生地を落としながら8の字をゆっくりかけるくらいの、もったりした生地の状態になるまで泡立てます
3. 薄力粉とココアパウダーを混ぜ合わせて再びふるい、 ステップ2に加えて、粉けが無くなるまでゴムべらで切るように混ぜます。生地にツヤがでることがポイントです
※ココアパウダーに入っている油脂分の影響で、普通 のスポンジ生地より気泡がつぶれやすいので、手早く作業します
4.熱い溶かしバターを、ゴムべらに当てながら回し入れ、ムラなく混ぜます
※混ぜすぎると、気泡がつぶれてふくらみが悪くなるので注意が必要です
5. 紙を敷いた型に流し入れ、180℃のオーブンで 25~30分焼きます
6. 焼けたらすぐに型から取り出して、冷まします
キルシュコンポートを作る
さくらんぼは、フレッシュなものではなくて、水煮のものを使います。
水煮のさくらんぼの汁をまず使います。
1.鍋にサワーチェリーの汁、グラニュー糖と浮き粉を混ぜたものをいれて、よく混ぜてから火にかけます
2. 透明感がでて、沸騰するまで混ぜ続けます。沸騰したら、サワーチェリーの実を入れて、ゴムべらで混ぜ、少し水分をとばします
3. 余分な水分がとんだら、バットに広げて、冷まします
キルシュクリームを作る
◇掟:緩めちゃダメ!
キルシュヴァッサーを、たっぷり使います。
水分が多くなるので、生クリームが緩くならないように、ゼラチンを入れて少し硬さを出します。
1. 生クリームと粉砂糖を合わせ、角がたつまで泡立てます
2. キルシュヴァッサーとゼラチンを合わせ、湯せんで溶かします
3. ステップ1,2を合わせ、泡だて器で混ぜてから、ゴムべらで、均一に混ぜます
組み上げ
1.円形に焼いたスポンジを、1.5cmの厚さと、1cmの厚さに輪切りに切っておきます。
2.味のアクセントのために、クッキー生地に、ラズベリージャムと、アプリコットジャムを合わせたものをぬり広げます
3. その上に、スポンジ生地1枚をのせて、キルシュヴァッサーに、グラニュー糖と水を加えて、シロップにしたものをハケでぬります。
4.さらにその上に、キルシュヴァッサー入りの生クリームを厚さ1cmくらいになるようにたっぷりぬります
生クリームにゼラチンが入っているために、しっかり固めなので、ぎゅぎゅっと力を入れて広げてください。
5. スポーンのはらを使って、生クリームに道を作っていきます。生クリームの道は、スポンジの端にいきすぎないように、1.5cm~2cmくらい内側に、スプーンでぐっと生クリームを押しながら、2重の円になるように作ります。
◇”オキテ”:森で迷わないように
これは、絞り出したコンポートが、流れださないために作っている溝です。
まるで、新雪の上をスキーやスノボで軽快に走った跡みたいです。なんだかワクワクしてきます。
6.コンポートを搾り袋に入れて、溝にそって、絞っていきます
7.搾り終わったら、その上に生クリームをぬります。
8.1cmの厚さのスポンジ生地の片面に、キルシュヴァッサー入りのシロップをハケでぬり、そのスポンジを、シロップを塗った方を下向きに、生クリームをぬった上にかぶせます。
9.スポンジに上面にも、キルシュヴァッサー入りのシロップをぬり、そこに、生クリームを1cm程度の厚さにならして、ぬります。
10.残ったスポンジにも、キルシュヴァッサー入りのシロップをぬり、ぬった表面を下向きに生クリームを塗った上にのせます。そして、そのスポンジの上面に、再びキルシュヴァッサー入りのシロップをぬります。
11.最後のスポンジの上面にも、残った生クリームをのせて、冷蔵庫で30分ほど休ませます。
12.泡立てた飾り用のホイップクリームを、側面と上部にかぶせて、サワーチェリーをのせます。
材料 (24㎝型 1台)
<クッキー生地(250g使用)>
無塩バター 75g
グラニュー糖 38g
全卵 30g
塩 ひとつまみ
レモンエッセンス 適量
バニラエッセンス 適量
薄力粉 113g<スポンジ生地>
全卵 250g M玉
グラニュー糖 150g
薄力粉 125g
ココアパウダー 25g
無塩バター 30g<接着用ジャム>
ラズベリージャム 40g
アプリコットジャム 40g<キルシュシロップ>
シロップ 100g
キルシュ 100ml<キルシュコンポート>
サワーチェリー 150g
サワーチェリーのジュース 75ml
グラニュー糖 20g
浮き粉 12g<キルシュクリーム>
生クリーム 500g 乳脂肪分38%
粉砂糖 30g
キルシュ 30ml
ゼラチン 6g<仕上げ用ホイップクリーム>
生クリーム 200g 乳脂肪分40~42%(番組では42%を使用)
粉砂糖 20g
削りチョコレート
サワーチェリーのシロップ漬け食べごろと保存方法
冷蔵保存の上、翌日までにお召し上がりください。~ドイツ 黒い森のさくらんぼケーキ~より 黒い森のさくらんぼケーキ
レシピ監修 エコール 辻 東京 中濱 尚美 先生(出典)NHK グレーテルのかまど 公式ホームページより
もう少し手軽な、シュヴァルツベルダーキルシュトルテのレシピ!
シュヴァルツベルダーキルシュトルテのレシピを、もうひとつご紹介します。
こちらも、美味しそうなのです~
シュヴァルツベルダーキルシュトルテ レシピID 4196 90分
(事前準備)
1.型に紙を敷いておきます。
2.薄力粉とココアを一緒にふるっておきます。
3.バターを溶かしておきます。(材料)
18cm デコ型 1台分【ジェノワーズ】
卵 3個
微粒子グラニュー糖 90g
スーパーバイオレット(薄力粉) 75g
純ココア 15g
無塩バター(溶かす) 15g【フィリング】
微粒子グラニュー糖 60g
水 60g
冷凍サワーチェリー 200g
キルシュワッサー 20g
コーンスターチ 6g【シロップ】
水 80g
微粒子グラニュー糖 40g
キルシュワッサー 10g【仕上げ】
生クリーム45% 300g
グラニュー糖 30g【チョコレートコポー】
ミルク 適量
キルシュワッサー 10g(作り方)
1.<シロップ>鍋に水とグラニュー糖を入れ沸騰させ、火からおろしてキルシュワッサーを入れて冷ます。
2.<ジェノワーズ>卵をほぐし、グラニュー糖を加え混ぜ合わせ湯煎にあて、人肌まで泡立てながら温めます。
3.湯煎からおろし、ハンドミキサーでもったりするまで泡立てます。
4.ふるった粉を加えてさっくり混ぜ合わせます。
5.溶かしバターを加え混ぜ合わせます。
6.準備した型に入れ、180℃のオーブンで約25分焼きます。
7.<フィリング>フライパンにグラニュー糖、水を入れ沸騰直前まで温めサワーチェリーを加えます。
8.サワーチェリーが温まったら、キルシュワッサーを加えひと煮立ちさせます。
9.火を止めて、水で溶いたコーンスターチを加え再び火にかけとろみをつけ、バットに移し冷まします。
10.冷めたチェリーのうち8粒を別に取り分けておきます。
11.<仕上げ>生クリーム、グラニュー糖を合わせ、8分立てまで泡立てます。 泡立った後にキルシュワッサーを加えて混ぜます。
12.ジェノワーズを3枚にスライスします。
13.ジェノワーズの1枚を回転台にのせ、シロップを染み込ませ、生クリームを適量のせ塗り広げサワーチェリーをのせ再び生クリームをのせ塗り広げます。
14.動作を繰り返し、残り2枚のジェノワーズを重ねていきます。
15.残りの生クリームで上面、側面を塗ります。
16.口金をセットした絞り袋で8ヵ所絞りだします。
17.星口金絞り袋で8ヵ所絞りだし、取り分けておいたチェリーをのせます。
18.上面の中央と側面の下部にチョココポーを飾ります。(出典)TOMIZ(株式会社富澤商店)のホームページレシピより
「ドイツ黒い森のさくらんぼケーキ」を観て/グレーテルのかまど
黒い森のさくらんぼケーキ(シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ)は、とても作ってみたいケーキ。
サクランボ、ザーネクリーム、サクランボの蒸留酒にチョコレート。
魅惑的です。
このクリスマスには、丁寧に作って、大人の味をゆっくりと味わってみようと思います!
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