色とりどりの琥珀糖の簡単な作り方は?/グレーテルのかまど

グレーテルのかまど

2021年3月1日の「グレーテルのかまど」は、「輝く宝石!?琥珀(こはく)糖」。

琥珀糖(こはくとう)、宝石の名前がついたキラキラして、透き通った和菓子。

見た目が美しくきれいで、食べるのがもったいない気持ちがします。

今、調度、桃の節句に合わせて、色とりどりの琥珀糖が、店頭にならんでいます。

アメリカのジェリービーンズの可愛らしさも合わせて持ちながら、様々な形にアレンジされる琥珀糖は、魅力たっぷりですよね。

家で作れたら楽しいかも。今晩の放映が楽しみです。




琥珀糖とは?その歴史と誕生

琥珀糖は、溶かした寒天に、ふんだんに砂糖を入れて、煮詰めて冷やし固めて作ります。

琥珀糖は、江戸時代に、寒天の誕生と、日本に砂糖が持ち込まれたことから、生まれたと言われています。
生み出したのは、寒天の創案者としても知られている、”美濃屋太郎左衛門”です。

琥珀糖は、たくさんの砂糖からできているにも拘わらず、結晶化させるので、手で持ってもべとつかず、優しい甘さが特徴の和菓子です。

口に含むと、外側のシャリシャリとした歯触りと、中のゼリーのように少し、ムチッとした食感の違いが楽しめます。

透明な素材で、さまざまな色に染めることができるこの和菓子には、日本の風情を映しだす格好のキャンパスだったとも言えるのかもしれませんね。

琥珀糖の作り方 時短で仕上げる方法は?

老舗の和菓子店で、美しく風情ある琥珀糖が作られている一方で、趣向を凝らし、洋菓子や、手土産として自分でつくるなど、さまざまに楽しまれています。

手作りする中で苦労するのが、砂糖に含まれる水分をいかに飛ばして、表面を乾燥させ、結晶化させるかというところ。

さまざまな食感や、色合いを楽しむために、ジャムを入れたり、ジュースを入れたりすると、乾燥させるのに、より時間がかかることになり、なかなか大変です。

自然乾燥には、季節や湿度などにもよりますが、3~10日もかかることもあるのだとか。
これでは、手土産にするにも、いつから作り始めれば良いのか、判断できず難しいですよね。

そこで、作ってすぐでも持っていけるように、表面のベタベタしたところを、グラニュー糖や、オブラート(オブラートパウダー)などで覆ってしまうのが、ベスト!

見た目の美しさや、味わいが、大きく変わることなく、むしろ、外側と中側の食感の違いが、より際立って、違った美味しさが楽しめるのではないでしょうか?



まとめ

色鮮やかで、優しい味わいの琥珀糖が、家で作れるなんて、芸術作品を作るようでわくわくしますね。



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